名古屋港 スプルス原木市
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名古屋港のスプルス原木市に行ってきました。原木を海にぷかぷか浮かんでいる状態で買うのは初めてでしたので、良い経験になりました。
かつては名古屋以外にも、この種の木場があったとのことですが、現在ではほぼ名古屋港になってしまうとのことで、東京からもお客さんが来られるそうです。
実際に消費される場所から考えれば大都市近郊にそれぞれあった方が便利に思われますが、大径木の丸太を輪切りにできるような製材所の有無などが関係しているとのことでした。
正直なところ、この状態では私には木の善し悪しはほとんど分かりません。特に欠点があると重くなり水の中に隠れてしまうため、同行した材木屋さんの見立てが頼りという感じになります。もっとも、そうでなくても原木である以上、買った後での当たり外れも当然ありますが...
それでも、直径1m以上ある原木がこれだけ並ぶと迫力があります。近年では外材も価格が上昇し、おまけに良い木は中国に行ってしまうのだそうで、こんなところにも世界経済の一端が見え隠れしていることを感じました。